別れ際

2008年2月5日
仕事帰り、恋人に相談しなくちゃいけなかったので待ち伏せ。
結局相談なんてモノは、歩きながら事足りたけど。

ご飯を食べて、帰り際の話。

もう少し一緒に歩きたくて、デパ地下デザート購入を提案。
なーのーに、恋人、めんどくさいからと即却下。

拗ねたら、「行くか?」って聞いてくれたけど、
拗ねて、御機嫌取りしてもらって買いに行ったって嬉しくないんだい。
まったく、女心ってもんがわかってないのだ、恋人は。

で、結局デパ地下に寄らずに、デパを横切る。
恋人はどうせデパ地下直結の駅から帰るくせに・・・。

地下道に降りる降り口はいくつもあって、
いつもは私がバスに乗る所まで送ってくれる。
今日は、気を遣って「ここでいいよ」とデパから出た所で言った。

もちろん、どこで地下に降りても一緒なのだ。
ちょっと外を歩く方が寒いぐらいで、そんなに変わらないのに。

「じゃ〜、気をつけてな」と帰って行きそうになるではないか。

ちっがーう!
ここは、「いいよ、送ってくよ」と言うのが正解なのだ。

本当に女心ってもんが・・・。

結局、スタスタ歩いて、振り返ったらまだ恋人はこっちを見てて、
怒りを表現した顔をすると、笑いながら走って追いかけてきた。

どうして女心がわからんのだ、と説教しながら、
少しでも一緒にいたいと思わないなんて致命的!
と懇々とぶつくさ言いながら、最後の降り口に到着。

そしたら、恋人は、
「2年半も一緒にいるんだから、そんなの普通でしょ?」
みたいなことをのうのうと口走ったわけ。

思わず、カッチーンと来て、言い返そうと思った瞬間に、
「もうすぐ帰る家も一緒、帰ったらお前がいる、そんな風になるんだから、な。」
と言われて、何も言い返せなかった。
瞬間ほわーんと幸せな気分になったのだな〜。

女心、あながちわかってないんじゃないの?

なんて思ったんだけど、帰りながらよくよく考えたら、
「もうすぐ帰る家も一緒、帰ったらお前がいる、そんな風になるんだから、な。」
の後には、括弧して、
(だから、自由でいられる時間ぐらい好きにさせろよ。)
ってのが、隠れてるんじゃないの?!

そんな風に考えてしまったなんて、恋人は気づいてないんだろうな。
「俺、今日もいい感じにご機嫌とって帰れた。」とか思ってんだ。

ホント、女心のかけらもわかってない恋人だな。

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